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IDが何でpinkeeじゃなくてpinkeeeかって?  もう使われてたんです(泣)


by pinkeee
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功名が辻 第29回「家康恐るべし」をみて

~適当あらすじ~
ようやく立ち直った一豊は城勤めを再開した。
そのころ秀吉は大坂に巨大な城を造ることに着手していた。
千代は城で三好秀次に会う。
なんとこの人物こそ若くして宮部に人質として出されていた治兵衛だったのである。
千代は秀次が無事であったことを喜びながらも
功をあせるその様子に不安を感じる。
城中では秀次は後継者の器ではないという噂まで出る有様。

賤ケ岳以来益々権力を広げる秀吉はいよいよ天下人になるため
東の大国徳川家康を攻略することになる。
官位をちらつかせ自分につくように幾度となく歩み寄るが
家康はまったくそれには動じようともしない。
それどころか織田信雄を利用し秀吉と戦で対峙することになる。
これが世に言う「小牧長久手の戦」である。
賤ケ岳同様膠着状態が続き先に動いたほうが負ける戦ではあったが
痺れを切らした秀次は中入りを申し出る。
秀吉や官兵衛は中入りに反対したが秀次らが引かないため
兵2万を与え岡崎城を狙う許可を与えた。
しかしそのことはとうに家康の耳に達し逆に陣へ奇襲を受けあえなく崩壊。
秀次は命からがら逃げ帰ったが反省することもない態度に
秀吉は立腹し刀を抜き秀次を成敗しようとする。
その時、一豊が命をはって秀次をかばい秀吉に必死の言上をし
秀次には素直に反省するように諭すのであった。

後日、一豊は大坂城に呼ばれ関白になった秀吉から
秀次を救い、諭したことへの褒美として長浜城と2万石への加増を与えられた。


・ストーリーについて
信長も秀吉も築城に対しての知識に長けていて
どのような城にすれば強固で自分の権威を世にしらしめられるかを分かっていた。
いつの時代も住まいでその人の地位や力をあらわしていたのだと感じる。
秀次や信雄などのうつけが当時軽んじられていたが
今の時代あれぐらいの人物はごく普通というぐらいなのではないか。
それだけ頭を使うことに対して現代人が弱くなっているのかもしれない。
将棋や囲碁のような先の先を読むことが当時では当たり前だった時代とはちがい
今はそのときが楽しければいいという風潮が強くなっている。
便利な世の中がそれを加速させている気がする。
by pinkeee | 2006-07-29 11:07