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IDが何でpinkeeじゃなくてpinkeeeかって?  もう使われてたんです(泣)


by pinkeee
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功名が辻 第9回「初めての浮気」をみて

~適当あらすじ~
朝倉と浅井に囲まれた織田勢は秀吉軍を残し撤退することに。
まさに秀吉軍の殿(しんがり)は全滅覚悟の命がけだった。
普段は秀吉を嫌っている柴田・佐久間・丹羽の武将もこの時ばかりは
感謝しつつ京へ向かっていった。
頬を矢で射抜かれた一豊は半兵衛に薬をもらうが歩くことさえままならない有様。
当然みんなの足手まといに。
それでも彼の部下や仲間たちは彼を見捨てようとはしなかった。
敵に囲まれ絶体絶命の場面にも徳川家康の助けがあり、
秀吉軍は見事京へ戻ることができた。
信長は越前での一豊の手柄を忘れてはおらず知行を200石に加増した。

それから数日して顔の傷もだいぶ良くなってきたころ
人探しをしている小りんという娘が一豊の前に現れる。
しかし、人探しというのはまったくのでたらめ。
実は小りんは六平太が放った忍びだったのだ。
そうとは知らず一豊は積極的な小りんに最後は心をゆるし抱いてしまう。
そして洩らしてはいけない秘密を教えてしまう。
あとで小りんが敵の間者ということに気がつくが
そのときには小りんは六平太のもとに向かっていたのだった。
一豊からの情報で待ち伏せをしていた六平太は鉄砲をわざと信長から外させる。
単なる脅しで終わった。
岐阜に戻った一豊だったが京での出来事を黙っていられず
「千代との誓いを破った、すまぬ」と詫びるのだった。


・ストーリーについて
人間いつかは勝負の時がやってくる。
それがいつなのか、どういう状況なのかは人それぞれだが
金ヶ崎からの撤退の秀吉はまさに「一世一代の大勝負」であったことは間違いない。
逃げ出したくなったり泣き言を言いたくなるときに
いかに仲間や部下をやる気にさせるかは大将の器次第。
そういった面で秀吉は「一度死んだら二度とは死なん」とか
「一豊はわれらが殿(しんがり)の軍神ぞ」というなど
部下の士気をあげる様々なことをしていたことが見受けられる。
どんなにがけっぷちにいる時でもこの人についていけば大丈夫、、
そう思わせることができたことはさすが「人たらし」と呼ばれただけのことはある。

六平太が信長をひいきにしていることは以前から分かっているのだが
それでも浅井の大殿の元に出入りしているのはなんだかしっくりいかない。
浅井にいれば当然信長に不利になるような状況や情報を伝えなければいけない。
しかも今回は久政に「信長を殺せ」とまで言われている。
信長を他の忍びに殺させないように浅井の動きを見ているということかもしれないが
いまいちどうしたいのかが今のところ分からない。
また小りんがなぜ一豊みたいな身分の低い武将を探っていたのかが気になる。
(まぁ、主役だから仕方ないのだろうが・・・)
普通、確かな情報を得るためには評定に出席するほどの武将を探るはず。
しかも小りんは自分の名前を偽らず教えてしまったり
独特の髪の位置のリボンはちょっと目立つので忍びには適さないと思われる。
特徴が容易にわかってしまう間者なんて普通ではちょっと理解しにくい部分だ。

しかし、信長はまだ一豊の名前が覚えられないのだろうか。
信長「その方、・・・岩倉の・・・」
秀吉「山内 一豊にございます」
という台詞が何話まで続くのかがひそかに気になっているところだ。

・演技について
吉兵衛と新右衛門の掛け合いが結構楽しくごく自然に感じる。
ちょっとした仕草や顔の表情をみているだけでその人物になりきっているように感じた。
さすがベテラン俳優である。
千代が六平太から秀吉軍が殿で一豊が負傷しているから覚悟しておけと
いわれた部分での千代の必死な演技は見事だった。
取り乱したり必死にお願いしたり、
人間わらにもすがりたい時にはあのような感じになると思う。
小りんを演じている長澤まさみさんって松嶋奈々子さんに似ているなぁと感じた。
(全然演技と関係ないですけど・・・)
by pinkeee | 2006-03-09 01:53